セカンドライフ

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セカンドライフのこと
 現在、このセカンドライフという言葉は二つの意味で使われている。一つは団塊の世代が定年後に迎える第2の人生という意味で、もう一つはインターネット上の仮想社会での生活を意味している。ここでは後者の意味で使うことにする。これは米国のリンデン・ラボ社が運営する仮想世界であり、人々はアバターと呼ばれる自分の分身をつくり、ここで出会った人との会話を楽しんだり、仕事をしたり、仮想空間内を探検したりすることが出来る。

Second Life
 このブログで初めてこの記事を取り上げたのは、昨年の10月25日であるが、その頃は、まだ日本ではあまり注目されてはいなかったが、最近では一般紙でも記事として解説されるようになってきた。ネットの中での仮想空間であるから、誰でも無料でこの生活を楽しむことが出来る。

 現在はまだ英語のソフトだけであるが、近く日本語版のサービスも開始される。今の人口は世界で530万人であり、ここでの通貨はリンデンドル(LD)という仮想通貨である。普通の通貨と同じように需要供給で毎日変化しているが、いまの交換比率は1ドルで270LDと記録されている。

 ここでは実生活と同様に、普通のビジネスの展開、飲食店などの店舗の開業、カジノの開業、新聞社や通信社の活動などが出来て、既に、さまざまな日本の企業もここで店を開設している。さらに、大学も次々と開校され、金融や経済の講義も行われている。ここでの商売で挙げた収益に対しての課税の方法や、犯罪に対しての法律の整備などがこれから行われていくが、それを待たずにこの社会はますます膨張していく気配である。

アバターavatar):仮想社会で用いられる、利用者の分身となるキャラクターで、インズー神話の化身あるいは権化を意味するサンスクリット語

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日本語版へのトライ
http://secondlife.com/world/jp/
英語版
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