2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

官僚指導国家(1)

官僚指導国家(1) まず官僚が「こういう政策をやりたい」と考える。その所属する省庁内での議論を経て「実行しよう」ということになれば、その法律の原案が作られる。こうしてできた法案は、霞ヶ関の全省庁との間で調整がなされた後に、内閣に提出される。…

法務大臣の椅子

法務大臣の椅子 法務大臣が直ぐに変わるよりも、もっと重要な問題が隠されている。陸山会事件での虚偽報告書作成事件で、検察は6月末に田代検事、佐久間元特捜部長ら関係者を不起訴処分にした。その前に指揮権発動を口にした小川大臣の首を首相がはねた。後…

近現代史の見直し(2)

近現代史の見直し(2) 東京裁判とA級戦犯 1937年慮溝橋で最初に発砲し、攻撃を仕掛けてきたのは中国側で、それが上海に飛び火して戦火が拡大した。この上海への飛び火は中国側の正規軍が日本人居留地を攻撃したものだ。シナ事変を始めたのは日本ではなく…

日韓併合の真実(3)

日韓併合の真実(3) 日韓併合で日本が最も手を焼いたのが、官僚たちの意識改革だった。現在の霞が関と同様に、改革で搾取や不正利得ができなくなるからだ。役所の居候や取り巻きとともに、全員が私利私欲という最強の動機で結ばれ、改革には積極的にせよ消…

日韓併合の真実(2)

日韓併合の真実(2) 1910年以前は、ほんの一握りの貴族(両班)が庶民(白丁)をまるで人間扱いしないで搾取していた。前近代的な農業以外の産業もなく、鎖国状態で輸出品は、封主国である支那への女性献上だった。このような極貧国なので欧米列強は植民地…

論文捏造(1)

論文を書かない者は去れ 旧帝大の国立大学では論文1本のコストが1000万円以上もするとのことだ。これは要するに、論文を書いている人が少ないということを表している。学校教育法58条によると「教授は学生を教授し、その研究を指導し、または研究に従事する…

日韓併合の真実(1)

日韓併合の真実(1) 韓国はいつまでも誤った歴史認識に捉われるのではなくて、正当で自然な歴史観を認めるべきだ。1910年の日韓併合の評価は事実によってなされるべきだ。これによって、中国からの独立を果たし近代国家形成 へと向かった事は事実だ。併合前の…

中国4千年の嘘

中国4千年の嘘 NHKスぺシャルで「中国文明の謎1」が始まった。中国4千年の歴史と強調しているが、中国という同じ人種の国が継続してきたはずがない。12から14世紀にはモンゴル系の元王朝に征服されていたし、16から20世紀の初めまでは満州族の清…

りすくについてかんがえる(5)

リスクについて考える(5) 投資の話 現在、日本国全体では赤字が1000兆円であるが、個人資産が1550兆円という。差し引き黒字であるが、このようなマクロ的な数値の由来はどの本を見ても、どの程度に信用できるなかはよく分からない。確実なのは、日々の暮…

デフレからの脱却

デフレ回避策 日本は2005年頃から貿易収支を所得収支が上回るようになった。所得収支とは海外投資で受け取る利子や配当金で、貿易で儲けたお金を上回る年間10兆円の不労所得を世界から得ている。豊富な資産とモノ作 りの技術の高さに裏付けされた信用があ る…

リスクについて考える(1)

賭けごとの範囲 賭けてもいいよ この言葉は日常的に使われているが、どこまでが刑法上の罪に問われるのか、その境界の判断は専門家でも分かれている。刑法185条に定めるところは、賭博をした者は50万円以下の罰金とあるが、一時の娯楽に供する物を賭けたにと…

満州とはどんな国だったか(2)

満州とはどんな国だったか(2) 日本の満州支配はじまり この時の日本軍の働きぶりを評価した英国は、1902年の日英同盟に向かう事になる。マクドナルドは、その後、日本駐在公使となった。満州は清国が支配していたが、義和団の乱に乗じて、ロシア軍が…