2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

税制の合理的改革

消費税も含めた税制の抜本改革 税金は入口の収入か出口の支出で徴収するしか手はない。誰でも税は低い方が嬉しいから、為政者に求められているのは、公正と公平という徴税制度の原則しかない。俗に九六四(くろよん)と言われているように、入口での徴収には不…

消費税増税

消費税増税法案 社会福祉と税の一体化法案などと誤魔化しているが、これは増税法案以外の何物でもない。福祉などは全て棚上げされて、国民会議というまたまた官僚の隠れ蓑会議にゆだねると言う。期待できるわけがない。参議院を残しているが、消費税は2014年…

絶対多数政治

絶対多数 自民と民主で米国のような二大政党が始まると思っていたが、いつの間にか、民主+自民+公明が大政党となって70年前を思わせるような翼賛政党になってしまった。オザワ新党はこれに対するものとして健全な民主主義を育てるために必然的なものとな…

平清盛

清盛解説 1156年の保元(ほうげん)の乱は鳥羽法皇の死去に伴う後継争いで、崇徳上皇と後白河天皇の兄弟喧嘩だ。これに藤原氏の関白職をめぐる頼長と忠道兄弟の喧嘩、武士も平家は忠正と清盛のおじおい・源氏は為義と義朝の親子に別れて戦った。闘いは清盛と義…

日本とスペイン交流史

ハポンさん 日本のことをスペイン語でハポンという。スペインの南部、アンダルシア州のセビリアの南15Kmに位置するコリア・デルリオという町であるが、ここにはハポン姓を持つ住民が多い。1614年に慶長遣欧使節の団長支倉常長(はせくら・つねなが)の一…

海外へ向かう製造業

海外生産にシフトする製造業 国内空洞化 日本車は国内外を合わせて、昨年の生産量は2000万台だが、この内、国内生産は800万台だから、60%は海外生産となっている。5年前には50%だったから、5年間で10%の生産に匹敵する仕事が国内から国外…

世界へ若者たち

世界に飛び出せ若者たち 出る杭は打たれる世代からの転換 現在、1945年以前に生まれた戦前世代が20%となっている。戦後生まれの世代、いわゆる団塊の世代も定年となり、先進国では最も高齢化社会となっている。社会福祉制度の改革が進められているが…

指揮権

法務大臣の指揮権について 野党の意向で行われた内閣改造では、参議院で問責決議が可決されている防衛と国土交通大臣だけかと思っていたら、法務大臣まで更迭された。どうやら小川氏は配下の法務省と検察庁から嵌められたようだ。辞任理由も「国会で携帯の競…

検察組織で何が

秋霜烈日 検察 検察の暴走が次々と明かされてきている。起訴されたら有罪率が98%という値が欧米の60%と比べても、その異常さは明らかだ。起訴されなくても、市民がする強制起訴と言うのも法治国家にあるまじき制度と思う。そうかと思うと肝心なところ…

世論は新聞が作る

新聞は世論を読む 首相が一党員と会談するのに、これほど仰々しく報じられたケースは過去にはない。首相が消費税増税関連法案への協力を求めたが、2回も会談して拒否され物別れに終わった。 小沢氏にとって、今は消費増税法案には反対だ。政権交代で先頭に立…

原発事故調査委員会報告(8)

原発事故調査委員会報告(8) 原発事故調査委員会報告 国会事故調査委員会での参考人聴取で、東電と政府の関係者たちは「自分はベストを尽くした」というだけで、責任逃れで言いわけばかりだった。内容はネット上ですべて公開されているから、歴史にも残る…

事故調査委員会

原発事故調査委員会 国会の事故調査委員会に呼び出された参考人たち会長、首相、官房長官、経産大臣などは、皆な自分に都合のよい話を構成して証言しているだけで、虚偽とは言わないが、真実とは遠い話ばかりだ。でも顔つきなどを見ながらよく聞きわけると本…