2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

財政と基本理念

国債格下げと民主主義 来年2012年に大統領選挙を控える米国でも、日本と同様に財政が危機的状況に追い込まれて、米国債の格付けが一部の格付け機関で下げられた。米国と日本に限らず先進6カ国でも、いずれも財政は厳しい状況にある。政府の赤字を削減するた…

新政権の発足

官僚と大マスコミ内閣 最後の最後の演説で大連立も大増税も引っ込めた野田氏の狡賢さに、海江田氏はしてやられたみたいだ。これでは財務省の天下となり、官僚のしたい放題の政権が続くことになる。姿かたちは鈍牛みたいだが、泥鰌ドジョウ人生を強調した首相…

1年前の事

1年前に永田町で何があったか 2010年8月31日に代表選挙というタイトルでブログしている。その9月に行われるカン対イチローの代表選挙についての記事だ。これを見ると、その後の1年のもたつきぶりが的確に予想されている。これに311の大震災が来たから、カ…

首相を送る言葉

首相退陣 かっての仲間だった田中秀征氏が「長年付き合ってきたが、彼がどんな世の中をつくりたいのか、何をしたいのかよく分からない」、「鳩山政権で副総理でありながら、総理とは距離を保ち火の粉がかからないように振舞っていた」などと管総理をあからさ…

総理の資格

首相が変わる 「何かの責任をとるわけではない」と言って退陣する首相に変わって、誰が後継者となるのか29日には決定する。誰がなっても、もはや余り期待できる事はないと思う。かって、民主党は安倍、福田、麻生と首相をたらいまわしした時に「総理が交替す…

どうして戦争を起こしたか

明治維新からの必然の流れ 真珠湾から70年、広島長崎から66年、悪夢の4年間はなぜ起きたか。もとは143年前の明治維新にあった。殖産興業、富国強兵のもと日清、日露、第一次大戦という戦争バブルの行きつく先だった。バブルは必ず崩壊するように日本…

ここにも安全神話

ここにも想定外の事故 日常生活で安全だと思っていても、油断したすきに想定外の事故は起こるものだ。天竜川の事故をみてそのように思う。夏休みで楽しみにしていた行楽が一瞬で悲劇に代わる。改めて世の中には絶対安全などはあり得ないと思う。今回の事故の…

大連立大増税で日本破滅

日本国再生の道 次期総理候補の野田財務相は大連立を目指す考えを明らかにし「野党に頭を下げて正面玄関からお願いしていくことから始めなくてはならない」という。自民党と一緒になり、財務官僚の言いなりで、所得税、法人税、消費税の大増税を実現するつも…

国鉄三大事件

国鉄三大謀略事件から62年 敗戦から4年たった今から62年前の1949年7月から8月にかけて、国鉄の関係するミステリー大事件が3件も続いた。7月6日の下山事件、7月15日の三鷹事件、8月17日の松川事件である。初代国鉄総裁下山氏が常磐線綾瀬駅付近で轢死体となっ…

増税か否増税

増税かどうかで決まる首相 岡田幹事長「首相は退任と思われるのではなくて、辞める」と明言した。次の候補は「野田増税大臣」か「増税なし派」との争いとなる。増税ではカン亜流後継となり、何も変わらないし、国力衰退に向かう。ここは増税なしで、財務省と…

日本の一番長い日

空白の10日間 「日本のいちばん長い日」から66年目の夏を迎えた。あの年1945年の7月17日からベルリン郊外のポツダムで始まった米英支ソの四国会談は26日になって、日本に対して13条から成る無条件降伏勧告の宣言を発した。この日から8月15日の3週間に広島と…

26年目の夏

日航ジャンボ機墜落 1985年8月12日から26年目の夏を迎えた。日本航空の東京−大阪123便ボーイング747型機は群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落して炎上した。日本のことがNYタイムズの1面のトップ記事になることは滅多にないことであるが、この時は若い女性生…

7つの大罪

7つの大罪 1.思いつき公約の破綻:「お盆までに仮設住宅希望者全員を入居させる」という約束は破綻している。予定住宅数は53000戸であるが、達成率は8割で残りはめどが立っていない。「私の内閣の責任ですから必ずやらせる」と国会でも答弁しているが、口…

千載一遇のチャンス

官僚国家 あれほど官僚を軽蔑して馬鹿にしていた人だが、いまや官僚の助けなしでは何もできない人になってしまった。脱官僚も自分が政権をとるための手段に過ぎなかった事が分かってしまった。10兆円の増税案、復興庁新設案、原子力損害賠償支援機構案、自…

消された長崎の原爆ドーム

戦争の遺跡 今日は長崎原爆投下日である。戦争の爪後は日本各地に残っている。中でも広島の原爆ドームはその代表的なものである。長崎にも原爆の遺跡が1958年まで13年間は残されていた。それは浦上天主堂の原爆による廃虚であった。長崎の死傷者16万人の犠牲…

技術は後戻りしない

エネルギー論議 脱原発とか親原発というイエスかノーの二者択一論議はそろそろ終わりにして、311の大震災後、これから日本をどのような国にしていくのかという議論をすべき時にきている。その中から、今後のエネルギー政策に的確な答えを見出していくべき…

増税で国を滅ぼす

復興財源 管政府の出した震災復興費として10兆円規模の大増税方針に対して、与党民主党内からの反対で、10兆円増税を削り、時限的税制措置で確保と誤魔化したが、財務省に押されて、このままでは結局は大増税を強行するだろう。5年間で19兆円必要と算出され…

復興予算に群がる人たち

管でなければ 「カンでなければ誰でもいい」とか、「お盆を過ぎても辞めなければ、これは話が違う」とも小澤氏は発言している。さらに、不信任案再提出については「提出者と提出理由が違えばあり得ると言うのが憲法上の多数意見だ」ともいう。「阪神大震災の…

数学はお好き

中高年の数学ブーム 数学では、どのような問題でも答えが一意的に決まるとは限らないが、入学試験などでは、答えは殆ど1つになる問題が多い。世の中の問題は複雑になり、考える迷路にはまりこむ事に倦んだ中高年の人たちが、答えが明確に得られる数学の問題…