2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

民営郵政

http://iiaoki.jugem.jp/ 民営郵政 10月1日から金融関係で二つの大きな事が始まる。あえて改革とは言わずに、大きな事と言っておく。小泉改革の最大のイベントで、米国からも期待の大きかった郵政の民営化がはじまる事と金融商品取引法の施行開始である。前…

紙かネットか

http://iiaoki.jugem.jp/ 紙かネットか アメリカではNYタイムズをはじめ、大手の新聞はすでに、ネットを優先して記事を配信し始めている。日本の全国紙の存在や販売店の組織など、日本との違いがあるので、いちがいに米国が進んでいるともいえない。しかしな…

廃れる入試

http://iiaoki.jugem.jp/ 廃れる大学入試 今春の私立大学入学者47万7千人のうち、試験を受けて入学した学生はその半数以下で、残りは推薦入試やAO入試で大学に合格したとのデータが文部科学省から公表されている。国公立大には12万人8千人が入学しているが、…

唾棄すべき言説

http://iiaoki.jugem.jp/ 唾棄--だき--すべき言説 不穏な世界状勢 永田町の交代劇に見とれているうちに、世界ではさまざまな動きがあり、ただ日本だけが蚊帳の外におかれているような気がしている。紛争のネタは中近東から南アジアで、これに絡まる欧米の先…

MS社の敗北

http://iiaoki.jugem.jp/ マイクロソフト社の敗北 クローズド・システムというビジネスモデルで、パソコン業界を世界支配してきたマイクロソフトMS社がEUではそのモデルは独占禁止法に抵触するという厳しい判決を受けた。これはソフトの抱き合わせ販売で、欧…

信玄と勘助

http://iiaoki.jugem.jp/ 武田信玄のドラマ 信玄の参謀山本勘助を描いたNHKの大河ドラマが毎日曜日に放映されている。信玄は信長が恐れた武将であり、家康が幕府の経営哲学を作成するのに参考にした戦略家であった。原作は井上靖の「風林火山」であるが、NHK…

福田新総裁

http://iiaoki.jugem.jp/ 光而不輝 福田新総裁 1週間の自民党の顔見せ興行が過ぎて予想通りの結果となった。「光ありて輝かさず」と読むそうだが、他人を押しのけてまで出しゃばらない、周囲からやれと言われて初めて動くのが哲学という首相が誕生する。風貌…

長者番付け

http://iiaoki.jugem.jp/ 長者番付け 米経済誌フォーブスが20日に発表した米国の資産家400人の長者番付によると、ソフトウエア最大手マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が資産総額590億ドル--約6兆7700億円--で14年連続の首位となった。2位は…

国連決議

http://iiaoki.jugem.jp/ 国連決議 民主党は国連決議に基づかない自衛隊の海外派兵には反対するとの立場を明確にして、参議院選挙で勝ったのだから、この主張を変えるわけにはいかない。そこで、政府は選挙後、直ちに外務省を動かして、何とか国連決議のお墨…

開店休業

http://iiaoki.jugem.jp/ 日本国の開店休業 内閣法では、首相に事故のあるとき、首相が欠けたときには、あらかじめ指定する国務大臣が臨時に首相の職務を行うと規定している。首相の海外旅行や病気療養は事故に該当するという見解だったはずである。通常は官…

高砂ちゃん

高砂ちゃん、安倍しんちゃん 電車の中で若いOLさんの話を本読みながら、なんとなく聞いていたら、アノ上司は高砂ちゃん、コノ課長は安倍しんちゃんとか言う会話だった。高砂ちゃんは相撲の親方で、部下の指導や面倒を見ることができない人のことをいうようだ…

視察豪遊

http://iiaoki.jugem/jp/ 環境視察旅行 国内政治のごたごとをよそに、透き通ったコバルトブルーの海と白い砂浜で象徴される南太平洋のフイジー諸島共和国へ、視察旅行をしたのは東京都知事である。今回の出張目的は地球温暖化の影響をまともに受けている現地…

環境危機時計

http://iiaoki.jugem.jp/ 環境危機時計 地球の温暖化がこのまま進めば、やがて地球上には生物の生存環境が失われることになる。人類の滅亡の時刻を12時とする仮想上の時計が考案されている。調査を開始した1992年の時点では7時49分だったが、その後、2001年…

弁護士過剰

http://iiaoki.jugem.jp/ 弁護士失業 弁護士白書によると、06年で2万2000人だった弁護士数は、10年後には倍以上の4万7000人になり、さらに、30年後には4倍以上の10万人を越えると予想され供給過剰が心配されている。新制度で2回目の試験合格者1800名が発表さ…

政策論議

http://iiaoki.jugem.jp/ 空虚な政策論議 次期首相候補の二人の論戦を見たが、政策論議らしきものはひとつも見当たらず、すでに福田氏に大勢は決まっているので、まるで気の抜けたビールかプロ野球の消化試合みたいだった。これでは病床の現首相は涙を流して…

貧乏くじ

http://iiaoki.jugem.jp/ 貧乏くじ 「貧乏くじかもしれないが、緊急事態だから引き受ける」と宣言して総裁への流れができてしまった。日本国の最高権力者の座につくことが貧乏くじという意識では、座に着く前から先が思いやられてしまう。この椅子は転がり込…

福田氏で決まり

http://iiaoki.jugem.jp/ 福田元官房長官 後継者選びは自民党内での争いで、非常事態だからということを聞くと、それは党内のことでしょうと言いたくなる。派閥争いよりも、候補者の政策が十分に分かるようにな時間が欲しいので、選考は19から23日に変更した…

学士力

http://iiaoki.jugem.jp/ 学士力 何でも「力」をつければいいということで、老人力、父親力、母親力、社長力、女性力など変な日本語が大流行である。学問の世界でも、大学力、学長力、教授力ときて、遂に学士力となった。戦前の話だが、「学士様ならお嫁にあ…

首相辞任劇

http://iiaoki.jugem.jp/ 首相辞任 改造人事から16日にして政権を放り出した。その理由が民主党の党首との会談を断られたからという。とても額面どおりには受けられないが、額面どおりだすると、この人は最後まで自分の発する言葉の矛盾に気がついていなかっ…

2001.9.11

http://iiaoki.jugem.jp/ 2001.9.11事件 これは21世紀を予感するような大事件だった。NYのWTCビルが完成して、オープニングの式が行われたのが1973年4月であった。管理人が出張して、はじめてこのビルを訪問したのは、その7年後のことであった。その後、ある…

テロとの戦い

http://iiaoki.jugem.jp/ テロとの戦い 祖父や父親の名を汚してはだめと親族から諭されて、選挙で敗北しても座り続けいた椅子であった。それを維持するために盟友と思われていた老獪な幹事長をその周りに配してまではよかったが、手足が出せぬほどに床の間に…

米ロ首脳会談

http://iiaoki.jugem.jp/ 米ロ首脳会談 背景の武器産業 国際政治の動きはなかなかつかみにくいものだが、米ロ両国の首脳がどのような動きをして、その背景に存在する共通するものを考えることで、ある程度は理解できると思う。APEC開催を機会として、両首脳…

カラマーゾフの兄弟

http://iiaoki.jugem.jp/ カラマーゾフの兄弟 いわずと知れた文豪ドストエフスキーの最後の重厚な長編小説で「罪と罰」と並ぶものとされている。大学の先生方が新入生に読んでもらいた文学作品では、たいていのところに顔を出している。父親殺しの犯人探しと…

トヨタ自動車

http://iiaoki.jugem.jp/ トヨタ自動車 1937年に設立されたトヨタ自動車は、創業70年にしてGM を抜いて世界一の生産台数942万台となる。1957年時点での生産台数が10万台前後であったのだから、実際にはここ50年でこの生産台数を達成したこととなる。50年前に…

環境革命

http://iiaoki.jugem.jp/ エコ環境革命 今年6月のドイツサミットで、ドイツの首相が、京都議定書の内容よりも一段と厳しい基準を具体的な目標としてサミット声明に盛り込もうとし、日本もこれに同調する構えを見せていた、その内容は1990年を基準年として、…

官房長官

http://iiaoki.jugem.jp/ 新官房長官と首相 改造内閣のかじ取り役の与謝野馨官房長官は、消費税率引き上げによる積極的な財政再建論者で、靖国神社問題ではA級戦犯分祀を主張するなど、お友達内閣の象徴だった塩崎長官が、首相と共同歩調を取ったのとは対照…

金融危機

http://iiaoki.jugem.jp/ 神話を砕く サブプライムローン 「投資家が自ら決定した投資の結果を保護するのはFRBの責務ではない」とバーナキン議長の発言が注目されている。これは、前議長であったグリーンスパン氏への決別宣言とも受けとめることができる。前…

ナッツーボルト

http://iiaoki.jugem.jp/ ナッツアンドボルト nuts and bolts 英語の熟語としてnuts and boltsといえば、ものごとの基本とか要諦などという意味で使われる。日本語ではボルトとナットというように、ボルトが先に来るが、英語ではナットが先に来るのも面白い…

拉致への譲歩

http://iiaoki.jugem.jp/ 拉致への譲歩 声高に経済制裁を叫んで首相になった人が、急に態度を変えて「不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を行っていく」という。また外務大臣も水害支援を検討するという。この人は小泉内閣のときの外相でもあり、2004年の…

納得しがたいこと

http://iiaoki.jugem.jp/ 納税者が納得できないこと 最近二つの事があった。ひとつは参議院議員の報酬、もうひとつは殺人警官への退職金支払いである。先の選挙で当選した参議院の新人先生たちに、歳費がはじめて支払われた。当選して任期が発生したのは7月2…