2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

現在の民主党政権

民主党政権の末路 「国民の生活が第一」というスローガンで、期待をもって2009年9月に誕生した民主党政権だった。政治主導で日本を変えるという原理主義で、やればできることが実証された。官僚のトップである事務次官会議で決めた政策が閣議に上げられるボ…

海外への企業展開

日本企業の覚悟 隣人と言うのはどこでも付き合い方が難しいものだ。竹島や尖閣など領土問題以外にも、様々な問題があることは分かっていても、日本の企業は韓国と中国との付き合いから離れることはできない。国内経済を製造業に限ってみると、成熟期を迎えて…

成功体験に拘るな

成功体験を捨て去る 日本の電気会社が韓国企業に敗北した原因は、半導体もTV、PCなどすべて高度成長期の成功体験に拘りすぎたからである。時代背景はどんどん変化しているが、僅かの成功経験を引きずっていたのでは駄目だ。どの企業でも、これからは成功…

中国との付き合い方

難しい隣人関係 付き合いの難しい隣人 この秋に主席交代が迫ってきた中国にいつもの動きあった。急速な経済大国化に邁進するのはいいとしても、昔からの権謀術数を背景とした素顔が出てきた。中国中央政府から追放された薄熙来氏は唱紅(毛沢東運動)と打黒…

増税より財政出動

増税より財政出動 増え続ける社会保障費対策 「社会保障費の自然増に対応するには消費税増税しかない」と首相は国会で答弁を繰り返している。財務省、経済学者、大新聞社説などすべてこの論調だから、国民も増税は致し方ないと信じ込まされてきている。かた…

不公正税制と言う消費税

不公正税制 国会の論戦が始まった。既に何回も書いてきたが、消費税の問題点は逆進性と戻し税の二つある不公正税制にある。日本の非課税品目は、保険、医療、教育、福祉などに限られている。他国にあるような軽減税率はない。殆どすべて押し並べて一律5%税…

災害は予知できない

竜巻注意情報 GWの最終日につくば市を襲った竜巻被害に驚いた気象庁は、同じような気象条件になった5月10日に、はやばやと竜巻注意情報を出した、NHKもこれに乗り重大ニュースとして速報したが、どこにも竜巻は発生せず的中率0となった。重大ニュー…

海外美術館展

海外からの絵画展 昨年は災害で海外からの作品がこなかったが、今年はアメリカからからメトロポリタン、ボストン、ロシアからはエルミタージュ、ベルリンなどの美術館からの作品の展示が目白押しだ。中世の絵画には聖書などの宗教からの題材が多く、日本人に…

語学教育の撤廃

大学の語学教育 どこの大学でも英語は入学試験にあり、入学後も1,2年では必修科目となっている。ある大学の調査データによれば、中学と高校で英語が苦手だった学生は60%にも達している。そのうち45%は嫌いな科目だったという。このことから、中高での英…

英語公用語の問題

英語公用語 英語を社内公用語にして社長自ら英語で挨拶しているのを聞くと、余りにも幼稚な言葉遣いで、これではかえってビジネスを失うのではないかと心配になる。やはり最も使いこなれた言葉で挨拶をし、仕事をする方が効率的だしカネ儲けにもつながると思…

ギリシャ語みたい

ギリシャの財政破綻 財政破綻の代名詞となった国だ。ギリシャ見たいになるから増税するという。紀元前2500年頃から文字を駆使し、物事を根源的なところから追求する哲学という知的な営みをしてきた文明先進国のギリシャであるが、近年、さまざまな腐敗が積も…

瓦礫処理と言うおいしい仕事

瓦礫処理を長引かせるメリット 1年かけて、太平洋を漂流してアラスカやアメリカに辿りついたサッカーボールやオートバイの話がニュースとなっている。海外の拾得者が持ち主だった人を探して返還すると言う事は美談として成り立つ。足元を見れば大震災から1…

原発停止に思う

原発事故の責任者 原発全運転停止という事態に遭遇して、あらためて当時のことが思い出されて来た。内閣府原子力安全委員会の委員長は、原子力安全委員会の重責を認識する人でなければならなかった。「東大で安全規制行政など原子力社会工学を研究してきたエ…