2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

スカイツリー

東京スカイツリー 7月24日にNスぺで放送されていたので、2009年10月の記事を再録する。 ・基礎工事は岩盤に杭を打ち込んでいる。 ・495メートルから上は、下で組み上げてから、全体2000トンを吊上げた事。 ・鋼構造だから太陽熱による熱応力…

根拠を失った推論

それでも論告求刑のおかしさ 陸山会事件公判での論告求刑は、郵便不正事件の場合と同じで、被告の供述調書が殆ど証拠として採用されていないから、まるで検察の推理作文みたいで空虚な内容だった。それは文章の語尾が殆どすべて「・・・と推認される」、「・…

米国債の信任低下

米国債揺らぐ 国債に対する市場の信認をみる指標として、長期金利とCDSがある。前者について、直近では日本は1.07%、米国は2.95%、ギリシャは21.5%となっている。これが高いと信用が低いことになる。何故ならば、高い金利を出さないと国債の引き受け手が…

技術の進歩と安全性

エネルギー論議 脱原発とか親原発というイエスかノーの二者択一論議はそろそろ終わりにして、311の大震災後、これから日本をどのような国にしていくのかという議論をすべき時にきている。その中から、今後のエネルギー政策に的確な答えを見出していくべき…

国民の選択した民主党はなくなった

変革には時間がかかる 江戸時代末期の1853年にペリー提督が浦賀に来てから、1868年の明治維新まで15年、さらにそれから1890年の憲法発布と国会開設まで22年もかかって、ようやく封建社会から脱皮して近代日本が誕生した。1945年の敗戦後から64年たって、2009…

安全とコストの兼ね合い

巨大技術の信頼性 科学文明は人類を疫病や過酷な労働から解放し、食物やエネルギーを安定的に入手する手段を生み出してきた。病気の克服は長寿化を生み出し、労働から解放された人類はスポーツクラブに行ってムダな脂肪を排除し、ダイエット食品という不自然…

小澤氏秘書の論告求刑

小澤事件 東京地裁が小澤秘書団の供述調書を取り調べ段階で捜査に違法性があり大量に却下した決定書によって、資金管理団体陸山会事件の山は越えた。大久保、池田、石川3氏は無罪かせいぜい罰金刑と予想されている。石川氏については、逮捕後の調書はほとん…

地震の研究

地震の研究 東大の地震研究所は1923年9月1日の関東大震災の後の1925年に発足した。当初は文部省に属していたが、昭和になってから東大に移り、本郷キャンパス安田講堂の裏側にひっそりと位置していてと思っていた。現在は農学部の北側に6,7階建…

冤罪事件の原点

司法の問題点 裁判員制度が始まり、検察の腐敗が暴かれ、悪徳弁護士が増加して社会問題となり、今年ほど司法が話題となった年はないであろう。その中で、裁判官とその権威の頂点に位する最高裁判所には問題はないと世間では認められている。最高裁は憲法の番…

国内か海外展開か

日産の強気、トヨタの苦悩 カルロス・ゴーン氏が率いる日産自動車が新中期経営計画「日産パワー88」を発表した。今年から5年かけて世界市場シェアの8%への引き上げを目指すという。これによると、日産は世界中で現在6000店ある販売店を7500店に増やす。大半…

植物中の放射線量

食物の放射線 放射能は原子核が放射線を出す能力のことだから「放射能が怖い」とは言わない。放射線は原子核から放出される電磁波や高速の粒子をいう。放射線が物質を通過する能力には違いがあって、アルファ線(α線)<ベータ線(β線)<ガンマ線(γ線)の順に高…

所有からレンタルへ

レンタル世代 最新の国勢調査による総務省のデータによれば、4人に3人が戦後生まれとなった。戦前生まれのうち、昭和生まれが21%、大正生まれが4%。明治生まれが0.1%となっている。すでに戦後生まれの団塊の世代が65歳を越えて、定年を迎え年金…