腰砕けの人材バンク

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やはり腰砕けの人材バンク
 安倍政権が改革の目玉として威勢よく打ち出した公務員制度改革であったが、やはり案の定というか、予想通りに話が二転三転して骨抜きとなりつつある。政府と自民党の協議で、自民党側で「形式的でいい。各省が人材バンクの下ですればいい。トンネルでいいのだ。」とまで主張して、霞ヶ関の官僚との共同歩調を取ったことで、400以上もある公益法人のほんの一部だけを口利き対象外とすることで纏まるようである。
 
 新人材バンクという新しい組織を作り、各省庁の関係者の派遣先が誕生することで、腰砕け骨抜きどころか、またまた余計な仕組みを作り税金を投入することになる。まさに霞ヶ関の官僚が得意とする焼け太りと言うことになる。新人材バンクどころか新人材天下り斡旋機関と言うべきものであろう。