踏み台パソコン

踏み台パソコン
 不正アクセスする者が犯人を探す者に探知されないように中継点として使うパソコンを踏み台という。特定の企業のサイトにアクセスを集中させて、閲覧不能にし、攻撃を止める代償として金を要求する恐喝事件に使われる。ある大手企業では1週間もこの攻撃でサイトが使えなくなり、数億円の実害が出たと報告されている。


 新たなウイルスで、自分のパソコンが知らないうちに加害者にされてしまう。このウイルスを感染させた多くのパソコンをネットワーク化することをホットネットなどとも呼ばれている。

 踏み台パソコンが多くなれば、犯人探しに要する時間が長くなり、特定が困難になる。インターネットは世界中につながっているから、不正攻撃に使われるパソコンは外国経由のものもあり、そうなるとますます犯人特定が困難になる。
 
 踏み台にされないためには、あやしげなメールやサイトは開かないことは当然であるが、ファイアウォールを導入してネットワークからの侵入を防止すること、セキュリティ修正プログラムをこまめに導入してセキュリティ対策を確実にするしかないという。
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