選挙とネット

ブログと選挙

 7月12日に投票が行われる都議選に向けて、立候補予定者はホームページやブログでの活動が活発になっている。日常の活動報告はもとより、お気に入りの本や地元のレストランなども紹介している。若手の新人から古参都議までが、支持者を増やしたい一念でパソコンに向かう姿が目に浮かぶ。


  立候補予定者約200名の6割がブログ形式で活動報告などを行っているが、公職選挙法により、ブログの更新などの活動も7月3日の告示後は禁止される。都道府県議員の選挙運動に使用できる「文書図画」については、葉書8000枚以外は認めていないからである。


  ホームページやブログを開設しても、選挙民が覗いてくれないと意味がないから、それぞれに工夫を凝らしている。街頭演説の内容だけではなく、事務所近くの様子なども写真入りで紹介している。ピンクや緑などの色文字や、絵文字も積極的に利用しているブログもある。あの手この手でネットが利用されているが、世界の趨勢からは、日本は選挙活動でのインターネット利用に関しては後進国と烙印を押されている。
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