頼りないマニフェスト

マニフェスト
政権政党である自民党政権公約民主党マニフェストが下書きとなっているから、全く迫力がない。しかも各省庁にその政策を作成させたものを寄せ集めたもので、随所にほころびが見える。4年前の郵政選挙のときに「郵政民営化をすればバラ色の未来がくる」と公約したが、現実は格差や貧困の拡大で国民生活の前途は暗い。



大新聞やテレビ番組では各党のマニフェストを読み比べて、投票行動を決定すべきなどと言っているが、前回の選挙の時での調査でも、そんなことをして投票した有権者は5%もいない。絵に描いた餅を眺めるよりも、現実の生活実感から、これまでの政権与党の行動が良かったのか駄目なのかで判断したほうが、はるかに正しい選択をもたらす。

 バブル崩壊不況の1993年7月の選挙で、自民党政権が倒れて細川政権が誕生した時にも、夏の天候不順で米ができなかった。今年の長引く梅雨明けも、16年前を思わせる天候である。願わくは暑くて長い夏は早く終わってほしい。

マニフェストの語源:manifesto:manus+festus:手+掴まえること:米国では:platform:政党の綱領という。
確かな約束、すなわち公約とみ言うが、これまでは口約がほとんど。小泉さん「この程度の公約は守らなくても大したことではない」。
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