あれから8年

同時多発テロ事件 2001-9-11
 8年前の9月11日にアメリカで同時多発テロ事件が勃発した。冷戦後、21世紀に入り、米国の一極支配が確立していくのかと誰しも思っていた。しかしそれ以来、世界は極度の不安定な状況に変わった。

 4機の航空機がハイジャックされ、航空機によるテロとしては未曾有の規模であり、全世界に衝撃を与えた。2機はNYのツイン・タワーを破壊し、1機はワシントンの国防総省に突っ込んだ。ホワイトハウスを狙っていたもう1機は、乗客の抵抗でピッツバーク郊外に墜落した。

 2001年1月に就任したブッシュ大統領の支持率は、50%を切っていた。大統領は直ちに行動を起こし、過激派イスラム組織アルカーイダが引き起こした自爆テロと断定して、その根拠地であるアフガニスタンへの攻撃を指示した。このことにより、支持率は9割にも達した。そのために、その後さまざまな陰謀説が出されてきている。アフガンからイラクへと攻撃の拠点を移して、世界の平和に莫大な汚点を残した。現在はアフガン安定でオバマ大統領に受け継がれている。

金融では9月10日の終値が9,605ドルだったNYダウは、取引再開の17日には取引時間中に8,880ドルまで下落した。あらかじめ、空売りを仕掛けていたアルカーイダはこれにより、莫大な利益を上げたとも伝えられている。他の大事件や大惨事と同様に、この事件でも陰謀説と併せていくつかの都市伝説が生まれている。
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