マスコミの世論操作

世論とは何か

  相変わらず大新聞とテレビは世論という名を借りて、出鱈目な報道を繰り返していたことを暴露させたのが、民主党代表選挙の候補者出馬情報である。小沢氏出馬の表明から、形勢不利と悟った官邸では、激突は避けないと党が分裂するとの言い分で、ハトさんまで担ぎ出して、トロイカ体制などと急に言いだした。

  

  官房長官までが記者会見で挙党一致ができるようだなどと、無能無策ぶりをさらけ出すから、これにえたり会おうと乗ったのが大新聞である。散々これまでに小沢氏に対する悪意の記事を書いてきた手前、何とか小沢首相誕生だけは許してはならないという思惑で、三大紙、日経、産経までも含めて、すべて「不出馬強まる」、「対決回避へ調整」、「不出馬で最終調整」などと憶測記事だらけで世論誘導にしゃかりきとなった。


  小沢氏の言動を注意してみていれば、あの人が代表選出馬などと言う重要なことを表明したからには、たとえ天変地異が起きても、それを覆すことなどはあり得ないとわかっていたはずだ。それをまげて敢えて不出馬と言う記事で世論誘導を図った意図は、大マスコミは自分たちの言う通りにはならない小沢氏を恐れていることを表している。公正な報道とか事実の客観的情報などとつね日頃から言っているが、内情は自分たちに都合のよい記事で世論を形成していきたいだけなのであろう。

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