おいしいものから食べろ

検察の犯罪
   「おいしいものは宵を越させてはならない」と昔おじいちゃんに言われた。早く食べないと腐るか、誰かに食べられてしまうからとか言う理由と思っていたが、もしかして、村木さんのように検察に踏み込まれて理由もなしに拘束されてしまうかもしれないという、もう一つの理由もあるかもしれないと思った。
ツイッターから、逆時系列に表示)
   「遊んでいるうちにFDを書き換えてしまった」というが中身の変更は誰でもできるが、記録された更新日時の変更は特別のソフトがないとできない。ネット上にある無料か有料のソフトを導入してからの操作であるから、遊んでいてできるわけがない。明らかに意図的な事であるといえる。検察では誰もが。

   文書を書き変えて新たに保存した時には、必ず更新日時が秒の下の単位まで記録される。ファイル上で右クリックし、メニューから、一番下にあるプロパティを選択する。名前、サイズ、作成日時、更新日時、アクセス日時が記録されている。この記録を変えるには、ネット上に公開されているソフトが必要。


   何を恐れたのか慌てて最高検は証拠隠滅容疑で大阪地検特捜部検事で、郵便不正事件の主任を務めた前田恒彦容疑者を逮捕した。有罪率99%を誇る検察の裏側には、供述調書創作、証拠偽造などの疑惑がかかかったが、これはある特定の検事だけのこととして素早く処分してしまいたいとの意向がうかがえる。


   今回たまたま検察の押収した証拠物の改竄が見つかっただけで、証拠品の隠滅、調書の捏造、検事の偽証などは日常茶飯事のことのようだ。最高検が如何にも深刻ゲナ様子であるのは、ばれたことに驚いているだけだろう。戦前の大杉栄事件や小林多喜二事件などを検証すれば、検察の出鱈目ぶりは納得できる。

   
   実は検察の証拠文書改竄とか証拠品隠滅などは今に始まった事ではなく、治安維持法時代の戦前ではごく普通の出来事だった。つい65年前のことだ。戦後も特に政治家が絡まる汚職事件では良くあったようだが、このようなことは巧妙に隠匿されて表面には出なかっただけのようだ。松本清張「黒い報告書」。

   
   村木さんの郵便不正事件で検察は押収した証拠の中から、自分たちの論拠に都合の悪い書類の日付まで変えていたことが発覚したという。これが真実なら証拠隠滅の犯罪行為であり、検察の犯罪を捜査して犯人を捕まえるべきだ。国家権力をわがもの顔にする検察の捜査に信頼がおけなくなってしまう。
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