洗練されない外交

拙劣な土下座外交
  占領下とはいえ実効支配している領土に、その国のトップが訪問したことに対して、「その訪問は受け入れられない」と抗議すれば、「余計な御世話だ、私がどこへ行こうと私が決める」と言われるに決まっている。「北方4島は日本固有の領土」とだけ言えばいいのだ。


 



  中国の主席に対しては、主席は型通り、首相の方を見つめていたが、首相は下を向いてメモを読み上げるという全く恥ずかしい場面を演出した。首脳会談の場でメモを読むとは、全く情けない人だ。この人は外交とかいう以前に、人との付き合い方はどうあるべきかを知らないようだ。こんな首相は誰からも尊敬されない。


  中露トップに冷たくあしらわれたので、泣き付いた先がオバマ大統領だ。「中国とロシアとの問題で、サポートしてくれて嬉しい」とは何をかいわんやだ。米国とすれば、ロシアは兎も角、何かと覇権主義を唱え出した中国に対する駒と日本を位置付けているだけだ。市民運動程度の能力では厳しい国際外交には太刀打ちできないことがよくわかった事だろう。

   日本国内では元気のいい人が、国外に出ると急にしぼんでしまう例を何回も見てきた。別に空威張りする必要なく、国内での振る舞いと同じようにすればいいだけだ。国内における国際会議も同じだ。英語ができるとかできないとかは関係はない。要人には通訳が付いているのだから、日本人と応対するようにすればよい。
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