日本の姿

日本はまだ良い
   日本では総理がコロコロ変わって、政治が何をしているのか良く分からないと言う。不況が続いて、給料も下がるばかりと、不満を述べる日本人が多い。中国はGDPで日本を抜いたといっても、国民1人当たりでは日本の10分の1だし、政治家も主席も国民は選べないし、政権の批判などできるわけがない。米国でも大統領は一度選んだら4年間は代えられない。良いリーダーが出てくるまで、次々と交替するのも悪くはない。

   日本では小泉政権以来、格差が広がるばかりと言うが、乳幼児死亡率、凶悪犯罪発生率、長寿命率などどれをとっても、世界のトップクラスにある。北京、パリー、ロンドン、ニューヨークなど深夜に女性が独り歩きするのは危険だが、東京ではそのようなこともない。世界一安全な街だ。さらに、東京は都市のGDP比較ではトップだという。何も心配することはない。

      財政赤字がトータルで1000兆円を越えて、国債だけでも1人頭500万円の借金などと財務省ギリシャみたいになるなどと脅かしている。ギリシャ長期金利は10%を越えているが、日本では未だに1.25%程度だ。ギリシャ国債は信用がないので、利子を高くしないと買い手がつかないのだ。米国の国債だって、3.5%の金利で、日本よりも信用が低い。しかも、その半分は中国に買ってもらっているから、中国が米国債を売りに出せば、たちまち米国は破産状態となる。

   大学卒の内定率が7割と言うが、中国や韓国では大学を出て直ぐに就職できる人は、よほどのコネがある人だ。ブリックスなどと煽てられているが、どこの国でも若者の失業率は日本よりもはるかに高い。アメリカだって、大学を出てそのまま就職することを考えている学生は少ないし、就職したい人は腰掛から始めるのが普通だ。21世紀は日本の世紀などという神話はとうの昔に消滅したが、先端企業では、日本が作り出す部品や素材なしでは成り立たない事は知る人ぞ知るだ。日本には良いところが沢山あるし、これから産み出していく可能性も高い。
http://iiaoki.jugem.jp/
http://twitter.com/#!/goroh