海外美術館展

海外からの絵画展
   昨年は災害で海外からの作品がこなかったが、今年はアメリカからからメトロポリタン、ボストン、ロシアからはエルミタージュ、ベルリンなどの美術館からの作品の展示が目白押しだ。中世の絵画には聖書などの宗教からの題材が多く、日本人にはなじみにくいものが多い。フェルメールなどは日常的な題材を人物とともに克明に描く手法、思わず引き込まれる光の世界など魔法の世界と言われて、これにかかった人は、全部の作品を目にしてみたいとの誘惑に駆られて、欧米の美術館へ巡礼の旅に出るそうである。フェルメールを極める旅などとして、旅行社からツアーも売り出されているそうだ。


   フェルメールなどの宗教的背景が希薄な作品は日本人にはなじみやすいが、ダビンチやラファエロに代表されるルネッサンス絵画の鑑賞には、旧約聖書など宗教に対する知識と理解力という障壁が日本人にはある。エルミタージュと言えば、ルーブルよりも作品数は多く、中でも、ダビンチの2作品が注目に値する。今回、日本には来てはいないが、絵画愛好者ならば一度は目にしておきたい作品だ。

海外の美術展 :
エルミタージュ4/25~7/16国立新美術館http://t.co/YiLr7Zjq
ボストン3/20~6/10国立博物館http://t.co/jtR1sbcu
ベルリン6/13~9/17西洋美術館http://t.co/b6helk1Y
NYメトロポリタン10/6~1/4 東京都美術館http://met2012.jp/