五輪を終えて

五輪を終えて
サッカー
   男子サッカー敗北について、釜本氏「非常に悪いパターン。きれいなサッカーだけでは勝てない」と述べている。韓国の喧嘩サッカーの気迫に圧倒された日本男子サッカーだ。A代表が北朝鮮に負けたパターンと同じだ。喧嘩サッカーを上回る技術とテクニックが必要だろう。
   サッカー女子決勝で、アメリカの戦術変更にしてやられた撫子日本だ。日本のサッカー戦術をとり入れて、防御に徹し、ボールを奪った時に逆襲する。だから、ボールの支配率は6対4で日本が勝っていた。こうなると体力で上回るアメリカには勝てない。2対1で日本が勝つとの予想が逆になってしまった。 アメリカは審判も味方した。メダル
   金6、銀14、銅17でメダルラッシュと報道されている。日本の目標は金15のはずだ。銀や銅が多いのは日本選手の土壇場での勝負弱さが目立っている象徴だ。3位決定戦で敗れる事も目につく。いくら銀や銅を集めても金にはならない。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」だけでは駄目だ。


コーチン
   水泳で寺川選手は平井コーチの下でメダリストとなった。北島選手は平井コーチから離れて金メダルを取れなかった。コーチングの重要性が改めて示された。北島選手は水泳をビジネスとして開花させようとしてうまくできなかったようだ。最初の100米の泳ぎは水しぶきを上げた酷いものだった。

報道
   韓国「Nice Korea 」善玉と北朝鮮「Naughty Korea」悪玉が金メダルを12個と4個とある英国の新聞が伝えた。これに怒ったのが北朝鮮だ。よく新聞を読んで評判を気にしていることが分かる。北側には自分たちが何か悪いことをしているという意識があるからだろう。

祭りの後
   五輪で英国は米中に続いて金メダル獲得3位で盛り上がっているように思えるが、友人からのメールによると、クールな英国人の方が多く、彼らはテロの起こらないうちに早く終わってくれと思っているみたいだ。だから経済効果も余り期待できず、早くも祭りの後の経済環境の落ち込みを心配しているみたいだ。 今後の五輪開催は、これまでに一度も実施していない国でするべきだろう。

女性優位
   サッカー男子は3位決定戦で韓国に負けたが、バレーボール女子は韓国に勝って堂々の銅メダル獲得だ。これまでの金メダル6個の内、男は2つだけだ。何だか日本の女性優位社会を実証している気がする。スポーツだけではなく、学術の世界でも女性の進出が多い。そろそろ女性首相が来てもいいだろう。