サマータイム

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サマータイム論議
 欧米では夏時間は当たりまえになっているのであるから、省エネルギーの観点から日本もこれに合わせることは当然のことと思う。東京とNYとの時差は14時間であるが、NYが夏時間に入るとこれが13時間となる。日本も夏時間を採用すれば欧米との時差は1年間通して同じとなり、余計なことに頭を使わなくてすむこととなる。

Daylight Savig Time

 サマータイムはイギリス英語であり、アメリカ英語ではDST(Daylight Saving Time)と文字通りの意味で表現されている。米国は主に3つの時間帯があり、NYからシカゴに行けば1時間の時差がある。問題はこの時間帯の地図上の区分けが場所によっては、入り込んでいるところがあることである。車で隣町に入ると時間帯が違っていたりすることを経験したことがある。また、DSTも米国全土で一律に実施されているのかと思っていたら、場所によって、DSTは採用していないという町まであるから、ややこしいことになる。

 さて、サマータイムでは具体的には、時計をどうするかといえば、春先のある決められた日、たいていは日曜日であるが、午前2時になったら、1時間だけ時計を進めて午前3時にすることである。要するに、この場合は睡眠時間を1時間失うこととなる。そして晩秋のある日曜日の午前2時には1時間だけ戻して午前1時にすることで、失った1時間を取り戻すことができる。

 今年のDSTはUSAでは3月11日から11月4日、EUでは3月25日から10月28日であり、米国と欧州とで違っている。旅行者にとっては、特に時間の変わる日に列車や航空機に乗るような場合には注意が必要である。時間を進めるのか遅らせるのか間違えたら予定の飛行機に乗りそこなうか、時間を持て余すことになる。