GTD仕事術

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GTDスーパー仕事術
 仕事を効率よくこなす術は、働いている人、家庭の主婦、政府の役人などすべての人は、それぞれに工夫していることである。何から手をつけたらいいのかと考えている内に、その日が終わって、何一つ片付いていないことに気がついたりすることもある。仕事術GTDは米国のコンサルタント、David Allen氏の著書「Getting Things Done」(仕事を成し遂げる技術)の頭文字から来ている。何も特別の道具は必要がなく、紙とペンを持ち、すぐに始めたら仕事のストレスから解放されるという。情報化時代のバイブル的手法で、やるべきことのリストを片っ端からこなしていくのに夢中になっている内に、仕事がどんどん片付いていく快感を味わうことができるはずという。

GTD
 第一歩は、今やるべき事、これからやりたい事などを紙に書き出すか、パソコンに入力する。最低2時間ぐらいかけて、頭の中にあることをすべて吐き出すことが肝心である。目先のことは15分もあれば、すべて出てくるが、これからしたい事や気になっていることを全部書き出すのには時間がかかる。日常的な細かな整理から、これから勉強したいこと、旅の計画など将来の願望まで洗いざらい出すと、普通の人で100テーマぐらいは出てくるようだ。

 次のステップは、毎週1回、これらの項目を見直したり追加したりして、優先順位をつけて、次の1週間で実行する項目を選んで、別の紙に書く。ここのところはパソコンを使っていると簡単にできる。新しく出てきた予定やアイディアはすべて追加してしまう。このような流れを毎週繰り返していくと、仕事の全体像を把握することができて、精神的に安定して日常の仕事に没頭することができる。

 要するにGTDは仕事術ではなくて、仕事を管理する考え方で、自分を取り巻く仕事の全体像を別のところに置いておくことで、目先の仕事に安心して集中できることで、創造的に仕事をこなすエネルギーが出てくることになる。リストを見れば、自分がやるべき事、すべてが格納されているので、この安心感で現在の仕事に集中できることとなる。

 GTDを実践するための5ステップ
1. 収集(Collection):頭の中のことをすべて取り出す。
2. 処理(Process):書き出したものを性質や優先度で仕分けする。
3. 整理(Organization):仕分けしたものを各道具に振り分ける。
4. 評価(Review):リストの見直し、追加、すぐにすることを決める。
5. 実行(Do):さあ、仕事にとりかかる(ライフハックPDCAサークルなどの利用)。