NHK

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皆様のNHKの不祥事
　会長に対して「極めて異常、原因を見極めてほしい」との要望がNHK経営委員会から出された。経営委員会の委員はNHK側のお気に入りの人選で選出されているが、その委員たちも空いた口が塞がらなくなってしまったのであろう。今年だけでもNHK職員の破廉恥事件が６件になるからだ。全職員は11,000人だから、大部分の人は普通のまじめな人であろう。
　
　事態が大きく報道されているのは、今年だけではなく、これまでにも余りにも多くの不祥事があり、放送料不払い運動にまで国民の不信が広がっているからである。酒に注意して、コンプライアンスの遵守を浸透させているとNHK広報は説明しているが、最大の原因は処分が甘いからだと指摘されている。ハレンチ事件を起こしても、せいぜい停職3か月も懲戒処分で、その停職中にも給与は６０％支給されるし、その期間中の行動は自由という。

　普通の企業では、懲戒免職になり外にほっぽり出されるのが普通で、停職になる場合では給料は支払われない。NHKの平均給与1100万円であるから、停職期間中も月額60万円もの給与を手にすることができる。ますます放送料を支払いたくなくなる。結局、職員から見れば、「みなさまのNHK」ではなくて、「私たちのNHK」なのである。