選挙結果

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選挙結果
 かなり午前中(7-29)の予想に近いことになりそうだ。この結果で何がもたらされるかを考えて見ると、まず衆議院で、いい加減な法案を数の論理で無理やり通しても、参議院では通らないことになり、本来の両院制度が機能することになる。連立政権は選挙でも法案をたくさん通して実績を作ってきたというが、国民のためにならない法案をいくら通してもこれは実績とは言い難い。確かに法案が通らないと、国民にとって何か不都合なことが起こる可能性もあるが、本来、民主主義というのは時間も金もかかるものである。

 選挙の結果は自民党へ厳しいものとなったが、これは自民党への拒否ではなくて、最高責任者へのNOなのであろう。年金への対応を見ても、今年の初めのころは、質問に対して、「あまり国民の不安を煽るようなことは言わないでください」という態度であった。おそらく臭いものに蓋をして閉じてしまおうと考えていたに違いない。

 行政の責任者だから責任があるからというのではなくて、問題に対する取り組み方のことである。政権の大臣についても、何か問題があると、すぐに事実関係を明確にする態度をとればよいのに、ここでも蓋をすること