拉致への譲歩

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拉致への譲歩
 声高に経済制裁を叫んで首相になった人が、急に態度を変えて「不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を行っていく」という。また外務大臣も水害支援を検討するという。この人は小泉内閣のときの外相でもあり、2004年の偽遺骨に怒って、人道支援を辞めた張本人でもある。首相はとうとう北の金さんとのチキンレースに負けて、崖から落ちる前に車から飛び降りてしまったようだ。金さんは高笑いしているに違いない。
 
 今日から始まっている米朝協議ではテロ国家指定解除が討議されるので、核の無能力化と引き換えに指定解除が決まってしまうと、拉致問題で首相になった人は、選挙で否定された上に、拉致でも否定されてしまうこととなる。

 また、5日からの日朝協議でも、多少の成果を挙げたいという魂胆が見え隠れする。経済界からも、日本はこのまま置き去りにされて、北朝鮮への経済進出にも遅れてしまうことを恐れる意見もある。ここで政府はとうとう出番のなくなることを恐れて北朝鮮への屈服宣言を出したようだ。