高砂ちゃん

高砂ちゃん、安倍しんちゃん
 電車の中で若いOLさんの話を本読みながら、なんとなく聞いていたら、アノ上司は高砂ちゃん、コノ課長は安倍しんちゃんとか言う会話だった。高砂ちゃんは相撲の親方で、部下の指導や面倒を見ることができない人のことをいうようだ。安倍しんちゃんは病床にあるわが首相みたいで、仕事を途中で放り出す人のことをさしているようだ。さまざまのところでいろいろな人と仕事をしてきた管理人の周りにも、高砂ちゃんや安倍しんちゃんを思い起こすことができる。KYさんとか、若い女性は流行語の発信源みたいだ。
 
 血相を変えて、社会保険庁の職員や地区町村の係員による年金横領について、刑事告発だと騒いでいた厚生労働大臣は、あっさりと時効でこれはできないとあきらめてしまった。そんなことは誰でも知っていたが、時効の壁を破って、何らかの処置をすることを期待していたのだ。

 任期が継続するのかどうか分からないが、法律上は無理だなどと言って放り出さずに、ご自慢の優れた頭脳を駆使して悪事をした連中を刑事告発しないと、このような横領はなくならない。それでなくても言行不一致といわれている舛添大臣も、高砂ちゃん、安倍しんちゃんになってしまう。