ニセ科学

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ニセ科学
 科学という言葉は狭義には自然科学を指している。自然科学は科学的方法により一般的な法則を導き出すことで自然の成り立ちやあり方を理解して、説明したり記述する学問の総称である。物理学、化学、生物学、地学、天文学などの「理学」と、医学、農学、工学などの「応用科学」と呼ばれる分野を含んでいる。観察や実験に基づく体系的な学問という意味で使われている。


 血液型による性格判断は日本人や韓国人がよく使うそうであるが、統計学的には有意差なしということで何回も実証されている。これは科学的な根拠のないニセ科学の例として、よく引き合いに出されている。ゲルマニウムマイナスイオントルマリンなどを使った商品も科学的には何ら価値のないものとされている。

 ニセ科学を利用した商品として、よく利用されている科学的な語彙としては波動、エネルギー、活性などという言葉である。誤魔化されないためにも、まずは疑ってみることである。自然科学の発展は、現象に対して、よく観察して疑問を持つことからスタートしている。