メイドインチャイナ

メイドイン中国
 中国からの農産物や魚介類など食料品について危険性が指摘されてから、消費が控えられている。日本品でも今年になってからでも、ミートホープ不二家白い恋人赤福、地鶏偽装などと食品安全性の問題が出てきて消費者への裏切り行為が続いている。今年の7月にNYタイムズで、過去1年間にアメリカが輸入を拒否した食料品のリストを公開している。それによると、件数では、インド1760、メキシコ1480、中国1370、ドミニカ830、デンマーク540、ベトナム530、日本510となっていて、日本は堂々の第7位にランクされている。


 米国食品医薬品局FDAではその内容も公表していて、拒否された日本産食品や医薬品類では、圧倒的に魚介類が多い。その理由は製造環境の衛生不備、内容表示不備、禁止着色料使用、リステリア菌付着などとなっている。こうしてみると、何も中国からのものだけではなく、日本の食料品も手ぬるい行政の検査がまかり通っていることが分かる。

 米国ではいまや食品から菓子や玩具など日用品に至るまで、中国製品なしでは生活が成り立たないところまできている。その実態を体験して「メイドイン中国なしで生活する」という本にまとめられている。

    • サラ・ボンジョルニ著--「メード・イン・チャイナなしで生活する--A Year Without Made in China--」

http://iiaoki.jugem.jp/