駅前留学NOVA倒産

語学学校
 英会話業界でほぼ50%のシェアをもつ企業の倒産は生徒数30万人、講師5000人に影響を与えている。今年に入ってから語学学校の破産や閉鎖が相次いでいたが、その延長線上での出来事であった。その背景には、学校の乱立、授業料の値下げ競争による経営の悪化、外国人講師の質の劣化が挙げられる。
 

 語学学校は日本人特有の外国人コンプレックスがその裏にある。その弱みに付け込むために、講師は英語が米国人よりもうまくても日本人と同じ顔かたちをしていたのではだめで、逆にいうと、それらしく風采をしていれば、どのようないい加減な英語を話そうが日本へ行けば語学講師の職があるということになっている。

 学問には王道がないと言うが、言葉の学習にもそれは当てはまる。もっとも、英語やフランス語など語学教育は学問とは言わないと思う。語学の場合は特に目的が明確であれば、別に学校に行かなくても自分で努力すればかなり習得できるものだ。

 昔と違って、音声の出る教材はいくらでも手に入るし、TVや放送の語学教育も充実している。さらにはネット上にも教材はいくらでもある。まずはロンドンで仕事ができるようになるためにTOEIC700点を目標として努力することをお勧めする。
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