ジョン・レノン

ジョン・レノン
 1980年12月8日、ジョン・レノンさんは住まいにしていたダコタ・ハウスというNYでは有名なレジデンスの入り口で射殺された。あれから27年たち、ザ・ビートルズの元メンバーであり、現在もカリスマ的人気の平和主義者としての歩みをとらえたドキュメンタリー「THE U.S. VS. JOHN LENNON」が公開されている。大スターでありながらアメリカの敵とみなされ、国外退去命令まで受けていた彼の静かな闘いが新たな感動を呼ぶ作品となっている。妻であった小野洋子さんのインタヴューや彼を取り巻く仲間たちとの交流が描かれている。


 西72番街にあるダコタ・ハウスの隣は通りを隔ててセントラル・パークであり、そこから公園に入ると、すぐそばにジョン・レノンを追悼して作られたストロベリー・フィールズがある。名作イマジンの文字をかたどった装飾が埋められている。いつもその上には花が置かれている。 

 「想像しましょう、国なんていうものは存在しないと思うことは難しいことではないでしょ。殺したり死んだりする理由もないし、宗教なんて無いんだよ。想像してごらん、すべての人々が平和に暮らしているという世界を」という歌詞がアメリカの国益に反すると糾弾されていた。これは歌詞の一部であるが、30年前の内容は今の政権を批判しているようにも思われる。
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