フォトンベルト

フォトン・ベルトの存在
この話について確証はないが、今ネット上で話題になっている。前世紀末にノストルダムスの予言で1997年は地球最後の年になると言われていたが、まったく科学上の根拠のないことであった。宇宙空間でのフォトン・ベルトの存在は、オーストラリア発の記事をみると、天文学上の根拠があるように思われる。以下に、ネット上で調べたことをまとめてみたい。
 
 1991年にアメリカの天文学者ロバート・スタンレー博士は人工衛星の観測データから、プレアデス星団付近にあるフォトン・ベルトの存在を発見した。「この濃密なフォトンは、われわれの銀河の中心から放射されている。わが太陽系は11000年ごとに銀河系のこの部分に進入し、それから2000年かけて通過し、そして26000年の銀河の軌道を完結させる」と同博士は報告書に述べている。

 1996年宇宙空間に浮かぶハップル宇宙望遠鏡は宇宙の遥かかなたに存在するフォトン・ベルトの撮影に成功したという。この空間は光エネルギーに満ちており、そこを通過するのに2000年の時間がかかる。その領域は人類にとって全くの未知の空間であることも確かのようだ。

 フォトンとは光エネルギーのことで光子と訳されている。光は粒子と波の性質を持ち、粒子はフォトン、波は電磁波と呼ばれている。この光子は電磁気的な力を媒介しており、そういう力の働いているところが電磁場と呼ばれている。地球が次にこの空間に突入するのは2012年12月22日--冬至--で、その時には強力なフォトンによって、人類の遺伝子は破壊され、電磁波障害で通信機能は麻痺してしまう恐れがあるといわれている。

 この情報に関しては真か嘘かはわからないが、もし本当なら人類が遭遇することになる衝撃的なことであろう。しかし、米国をはじめどこの国でも、政府やマスメディアでは未だ公式に取り上げていないため、その情報は限定的で、誰も確かなことを確認してはいない。アメリカの著述家グレッグ・ブラディン氏は、「フォトン・ベルトによって地球磁場は年々減少し、2012年にはついに地球磁場はゼロとなる。またその時点で地球の自転は止まり、逆回転をはじめる」と述べている。これは誤りで、南極から北極に向かっている磁場が徐々に弱まり、地場の方向が逆転するということらしい。

 フォトン・ベルトの中では磁場、重力場などに大変化があり、動植物の細胞のバランスにも影響があると専門家は指摘している。生命体の体調にも変化があらわれ、その変化を敏感にキャッチするのは命の根源である脳幹という。すでに地球上に異変が起きだしていて、ここ数年の異常気象、温暖化現象、自然災害・洪水・火山活動・地震の増加など色々な面で大きな影響が出ているが、これらは炭酸ガス排出量増加以外にも、この地球磁場の減少が関係しているのではないかとも推測されている。

 この物語は馬鹿げたことで、ノストロダムスの予言と同じであり、2012年の冬至には何も起こらないと管理人は考えているが、こんご関心を持って情報を収集していきたい。理由はそもそも光子が帯を安定的に形成していることは考えにくいし、ちょっと計算してみればわかるが相対性理論と矛盾してしまう。疑似科学と同じで多くの論争を呼びそうなことと思う。ただし、管理人はこれ以上真面目に論争することはない。

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