環境家計簿

環境会計簿 炭酸ガスの排出量
 現在の大気中にはおよそ 370ppm--0.037%--ほどの濃度で炭酸ガスが含まれるが、南極大陸の氷床などの分析から産業革命以前は、およそ 280ppm--0.028%--の濃度であったと推定されている。濃度増加の要因は、主に石油や石炭の化石燃料の大量消費と考えられている。人や動物は空気中の酸素を吸って炭酸ガスを排出している。大まかな計算をすると、普通に生活している人は1日に約0.8Kgの炭酸ガスを出している。世界の人口を60億人とすると、48億Kgと算出される。
 
 通常の家庭生活でどの程度の炭酸ガス排出になるかを算出するプログラムがネット上にいろいろと用意されている。今回、誰でも使いやすい環境家計簿を使って、管理人の家庭での炭酸ガス排出量を計算してみた。毎月、送られてくる電気、ガス、水道などの請求書に、料金とともに使用量が記入されているので、この数値を使う。

 世帯人数に入力して、電気、ガス、水道以外の項目にも記入して、計算開始をクリックすると直ちに結果が下に示される。入力を訂正したら、再び計算開始をクリックすればよい。各係数は環境庁が発行する環境家計簿を基本としている。毎月記録すると環境家計簿となる。

 ちなみに、管理人はすでに子供たちが独立しているので、現在二人だけの生活である。昨年10月と12月のデータを使うと、二人で320Kgと600Kgだから、一人一日に5Kgと10Kgの炭酸ガス排出量と出された。日本人の年間平均では1日6Kgだから、年間平均にするとその程度の数値になるものと予想される。ふだんからかなり省エネ生活を心がけているつもりであるが、この数値からは必ずしもそうはなっていないことが分かる。

http://iiaoki.jugem.jp/