世界平和指数

世界平和度指数Global Peace Index Ranks
 欧米人特に英国と米国では、何事にも順位を付けるのが好きなようだ。イギリスのエコノミスト誌が運営する国際競争力についての分析機関(EIU)が「世界平和指数(GPI)」を発表している。評価項目は対外関係、兵器の販売実績、軍隊の海外派兵、犯罪者の検挙率、テロの危険性など24項目について分析し、各国がどれだけ平和であるかを数値化している。
 
 評価対象は世界121カ国で、日本は5位となっている。日本の上には、アイルランドデンマークニュージーランドノルウェーがランクされている。中国は人権や少数民族問題などから67位、米国は膨大な軍事費支出や犯罪者の増加などで97位、ロシアはチェチェンなどの独立紛争などから119位とランクされている。

 よく見ると、何だか平和ボケ順位とも受け取れるし、もとより単なるお遊び程度の調査としか思えないが、海外旅行する時に一応の目安にもなる。日本でここのところ多発している凶悪犯罪の発生と検挙率の低さから、とても世界第5位の平和国とは思えないが、これでもほかの国と比べるとまだましなのかもしれない。
*Global Peace Index Ranks
http://www.yubanet.com/cgi-bin/artman/exec/view.cgi/31/58005
http://iiaoki.jugem.jp/