脳内物質と音楽

脳内物質
 高周波数の音は胎児が母親の中で聞く母の声や血流音に似ているために、癒し効果があるとの説が音楽療法では言われている。音楽の中でも美しい曲の中に高音域を比較的豊富に取り入れたのはモーツァルトの作品群である。鶏舎や牛舎でモーツァルトの音楽を流すと、鳥はたくさんの卵を産むし、牛は乳を豊富に産するという。動物だけではなくて、シイタケなどのキノコの栽培でも音楽を利用しているところがある。

 脳の神経伝達物質の中に快感物質と呼ばれているドーパミンがある。モーツァルトの音楽を聴くと動物の脳では、このドーパミンが合成されるのではないかと想定されている。
 
 実験用のマウスを用いて、さまざまなクラシック音楽を流してマウスの生態を観察した実験によると、モーツァルトが若い頃に作曲した作品にマウスの動きを抑制するものが多いことが判明したという。

 脳内で一時的に合成されたドーパミンの作用と推定されている。以上は下記の本の内容である。では早速に、スピーカーを備えているPCでモーツァルトピアノソナタを聴いてみよう。
*須藤伝悦著「モーツァルトが求め続けた脳内物質」講談社アルファ新書 \800
http://www.yung.jp/yungdb/op_z.php?szell=3

http://iiaoki.jugem.jp/