アイフォーン

アイフォーン
 1985年ごろの携帯電話は、肩から下げるバッグのようなもので、これを第1世代とすれば、2000年ごろの第2世代はほぼ現在の形式だったが、もう少し本体は重量感があった。日本で発売されたアイフォーンiPhone3Gは画面でのボタンはただ一つで、操作はすべてタッチディスプレー方式であるから第3世代というべきであろう。


 昨年6月にアップル社が米国で発売して以来、すでに米国で600万台発売されている。先行販売店にできた行列は1Kmというから、ほぼ1000人である。1995年のウインドウズ95の発売以来のIT関連商品に関する購入者の行列である。販売権を勝ち取ったソフトバンクの独走がこれによって強化されるであろう。他の機種の巻き返しを期待したい。

 それにしてもアップル社というべきか会長のSteve Jobs氏の力というべきか、商品開発力がすごい。日本からはどうして、このような商品が誕生しないのであろうか。一世を風靡したウオークマンであったが、その流れではアップル社のiPodに先行されてしまった。

 ところで、アイフォーンにはワンセグ、絵文字、着うた、電子マネー、動画、バーコード読み取りなどの機能が付いていない。さらに、バッテリー交換はiPodと同様に自分ではできない構造である。日本では携帯におなじみの機能が付いていないが、現状のままで果して日本では本当に受け入れられるか疑問である。国内ではすでに携帯契約数は1億件を超えている。本体価格は2.3万円と3.5万円の2機種で、月額7000円の使用料がかかる。
http://iiaoki.jugem.jp/