領有権問題

領有権問題
 隣家との境界地問題は家を改築したりした場合に、必ず出てくる問題である。それと同じように隣国との境界での領有権問題は地球上、どこにでもあることだ。日本は現在、ロシアとの北方四島、中国との尖閣列島、韓国との竹島と隣国との争いとなっている問題がある。
 
 中学校の新学習指導要領の解説書に竹島問題が記述されたことについて、韓国の大使が「強く抗議し、意見の変更を求めた」と述べた。日本側は「固有の領土」と明記することを避け「日韓の主張に相違がある」と記載したというが、なぜこのような中途半端なことをするのであろうか。領土問題にはイエスかノーしかありえないことは外交の常識であろう。竹島を固有の領土と主張しないのならば、これまでと同様に、一切何も触れないことである。

 理解できないことはこれだけではなく、なぜ今になって、この問題を持ち出すのか。韓国が軍隊を派遣した時に、断固とした処置をして、教科書にも明確に固有の領土と記載すべきだったはずである。韓国の大統領は米国の牛肉問題で支持率が急落していたが、彼から救済を依頼されて、竹島問題を再燃させることを先日の洞爺湖で話し合ったとでもいうのであろうか。内政もうまく運営できない人は外交も当然だめなことを暴露してしまった。
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