内閣改造

自公か公自か
 サミットでの成果もないまま、首相のレームダック状態が続いている。「これではならじ」とばかりに、首相は北京に出かける前に内閣改造をする意向という。全く目的不明の改造で、今更、国民不在の派閥人事をしたところで支持率向上にはつながらない。

 昨日のメルマガにて、次のように書いている。着実に実行。福田康夫です。「政治も、行政も、国民のことを考えていないのではないか。」多くの国民のみなさんがこのような不信の念を抱いておられると思います。
 まさにその通りで、永田町も霞が関の自分たちのことだけを考えているのだ。首相はよくお分かりですね。

 いつの間にか政治の主導権を公明党に握られ、内閣改造も国会召集も、解散時期さへも公明党の顔色次第という。もはや自民党は選挙では公明党から創価学会の票を回してもらわなければ、議員の6割は落選するという悲惨さだ。これでは自公政権ではなくて公自政権であろう。

 期待が高まっているのに改造を見送れば、首相降ろしが始まる。官邸では入閣候補の不祥事の有無を調べる身体検査を始めていると伝えられている。もはや首相は進むことも退くこともできない状況になっている。リスクを恐れずに改造を行い、政権の今後の展望を示すしか、活路は開けないであろう。
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