核と拉致

テロ支援国家指定解除延期
 本日はブッシュ大統領が宣言した指定解除の日であるが、日本側の「核の検証体制が整っていない。11日はないと理解していいか」と確認したのに対し、米国のライス長官は「そう理解してもらってよい」と述べ、11日中の解除はないと明らかにした。ライス長官は今後の指定解除のめどなどには言及しなかったという。
 
 拉致については日朝協議が中国の瀋陽で始まっているが、おそらく、これまでの経緯から何も成果がないままに終わるものと想像される。これまでにも指摘しているように、核にしろ拉致にしろ北朝鮮にとって解決を急ぐ理由は少しもない。単なる交渉の手段として使っているだけで、これらが解決したら、食料もエネルギーも手に入らなくなるだけだ。

 留守家族には気の毒とは思うが、体制の崩壊なくして解決はありえない。それに日本の政府の対応が悪すぎるのも解決を長引かせている原因である。長らく拉致担当大臣を務めている女性大臣の顔と言い草を聞いているだけで、何も解決能力がないのに高給を取っていると思うと、怒りがこみ上げてくる。
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