次期総裁の発言集

無知蒙昧の発言
 セメント財閥の跡取りとして生まれて以来、食うに困ったことのないこの人は、自分自身の実感を素直に語っているだけなのかも知れないが、他への思いやりは全くないのであろう。世界経済の大混乱はどこ吹く風で、大根役者5人衆でのドサ周りもそろそろ終わりに近づいているから、次期総裁と目されているこの人の言葉を集約しておきたい。


・しもじもの皆さん(1992年6月)
憲法9条2項を「陸海空自衛隊、これを置く」と置き換えればいい(2001年4月)
・野中のような部落出身者を日本の総理にできないわなあ(2002年5月)
・安さだけなら核武装の方がはるかに安い(2003年5月)
創氏改名朝鮮人が名字をくれといったのが始まり(2003年5月)
・大変だ大変だと言って靖国の話をするのは、中国と韓国、世界191カ国で2カ国だけだ(2005年11月)
・高齢者の85%は周りが迷惑するくらい元気だ(2006年9月)
・独断と偏見かもしれないが、私は金持ちのユダヤ人が住みたくなる国が一番いい国だと思っている(2006年11月)
ニートニートで彼らのペースで、スローライフをゆっくりと生きて行くことを、世の中が認めてもいいんじゃありませんか、食えない時代じゃないんだから、のんびりやってりやいいんだよ(2007年2月)
消えた年金の突き合わせで受給者はもっと貰えるかもしれない。こらあ、欲の話だろうが(2007年12月)
・かってドイツはナチスに1回政権をやらせようとして、ああいうことになった(2008年6月)
・これが安城、若しくは岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことがおきたら、この辺は全部洪水よ(2008年9月)

 不動産50億円、株式10億円という資産を持つボンボン育ちのこの人にとっては、なんでもない発言かもしれないが、それを受けた人には許せないことが多い。その他、遺産相続をめぐる不可解な手続き、金や女に絡まる不透明なことなど、過去も現在も週刊誌のネタには困らない。もしかしたら自民党は時限爆弾を抱え込む恐れすら指摘されている。
*「野中広務 差別と権力魚住昭著 講談社文庫
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