大学ランキング

世界の大学ランキング
 英国のタイムズ紙系列の情報会社THEは高等教育力の2008年版の世界大学ランキングを発表した。上位200校から慶応大が外れ、日本からは前年の11校から10校に減少した。国内では19位東京大、25位京大、44位阪大、61位東工大、112位東北大、120名古屋大、158位九州大、174位北大、180位早大、199位神戸大と旧帝大など主として国立大学が並んでいる。この順位は毎年の予算にほぼ比例しているとも思われる。


 トップ3は、ハーバード大学(米国)、イエール大学(米国)、ケンブリッジ大学(英国)であり、トップ15まででは、米国11校に対して英国4校となっている。東大及び京大とトップ3との評価点の違いは、留学生と外国人教師の少なさである。

 トップ3では両項目ともほぼ90点であるが、東大と京大では30点前後だ。研究実績、国際的な知名度、教育の質などではあまり点差が開いていないから、外に対して開かれた大学とすれば、ランクは上昇する。独立行政法人とはいえ、実質的には運営費のほとんどに税金が投入されている現状を変えない限り、この位置づけにはあまり変化を期待できない。
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