石原銀行に群がった議員たち

石原銀行という甘い汁
「絶対に毀損させない」と都知事が豪語していたが、4月に追加出資した400億円が早くも毀損しそうな新銀行東京である。都民の税金をドブに捨てた都知事の責任は重大だが、この銀行に融資を口利きしてきた政治家たちも共犯者である。


 国会議員や都議などが、この銀行に融資案件を紹介してきた実態が次々と判明してきた。都知事の長男である自民党幹事長代理の私設秘書も問題融資を仲介していたことが発覚した。

 口利きリストには、政治家など紹介者の名前や融資先の名称などを一覧表にしたものと、融資判断の可否や融資金額まで記載されたものも存在しているという。このリストには与野党を問わず政治家の実名が並んでいて、国会議員と都議会議員を合わせて100名を超える口利き議員がいるという。主体は自民と公明の議員であるが、民主党も含まれているようだ。

 口利き自体に違法性はなくても、口利きの見返りに献金などの受け取っているケースも指摘されていて、来春の都議会選挙を控えて、リストが公表されたら大問題となることを恐れている議員がいる。杜撰な融資のお先棒を担いだ重みは片身にこたえることであろう。
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