5000円の悪夢

日経平均株価5000円の悪夢
 昨年の株価は年初めの15000円を最高額とすると、ほぼ半額の8500円前後まで下落した。団塊の世代の人たちが3月に退職金を手にしたころは、14000前後であったから、この時と比べても40%の落ち込みである。
 
 今年の最悪の予想値は夏ごろの5000円である。すべて米国経済の動向にかかっている。金融デリバティブ商品の焦げ付き、自動車産業の崩壊などの爆弾が破裂したらドルは暴落して、米国の国債も暴落し、1ドルは70円台になるものと推測されている。

 このような超円高では、日本の輸出企業や金融機関も壊滅的な影響が想定される。この時点では5000円という株価が予想される。日本経済に大津波が襲いかかる。これを避けるためには、米国の新大統領の手腕に期待する以外には道はない。

 注目すべきは、1月20日の就任式からの1か月間に行われる新政権の方向性、4月末にロンドンで予定されている金融サミットまでの欧米の経済の動きであろう。
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