ローマでの醜態

財務大臣の醜態
 ローマで開かれた先進7カ国財務相中央銀行総裁会議G7)の記者会見の席上、財務・金融担当相は支離滅裂の口調を繰り返して世界に醜態をさらした。時差ボケか、体調が優れないのか、ワインの飲み過ぎか原因は不明である。しかしこの国際的にも注目されている会議での日本の経済財政のかじ取り役は全世界に、頼りにならない日本とのメッセージを与えかねない。


 風邪薬の飲み過ぎみたいな言い訳をしているが、一国を代表する立場の人にはそんなことは通用しない。この大臣は1月末の衆議院での財政演説でも、首相以上に漢字や数字の読み間違いを連発して問題になっていた。

議事録の訂正個所だけでも26か所というから尋常ではない。その演説の締めくくりが「乗り越えられない困難はない」というものだから、なんだか漫画にもならない。

 首相と経団連会長の政界と財界のトップに問題がありだけではなく、財務大臣までまともな人ではなかったことになる。もはや、日本丸タイタニックの運命となってしまうのであろうか。これを打開する策は一刻も早く、衆議院を解散することだ。

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