不安だらけの年金

年金問答の虚しさ....



消えた年金は未解決のままに、話題にも挙がらなくなってしまった。政府の掲げた「百年安心年金」を信じている国民はいない。衆院厚生労働委員会での厚労相の答弁にも「神のみぞ知る」とか「一生懸命に仕事をしている」などと、まるで他人事である。....






現状の国民年金の保険料納付率は64%で、このまま推移すれば将来の厚生年金の給付水準が、政府が約束した現役世代の手取り収入の50%を割り込むことが明らかになった。公的年金に共通する基礎年金部分は、国民年金や厚生年金など各制度がお金を出し合う仕組みになっている。国民年金保険料の納付率が下がれば、厚生年金の給付水準にも下がる。 ....



厚労相は委員会で「我々は80%を目指して鋭意努力をする」と語っているが、懸命に努力しているといわれても、結果が出る保証を示してもらわないと、全く意味はない。ましてや、先のことは分からないなどと、年金の最高責任者が言うようでは、ますます国民は年金保険料を払う意欲を失う。



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