ウエブでの世論

ウエブでの人気



大新聞やテレビでの世論調査とは違って、ネット上では依然として、企業献金問題で秘書が逮捕された前民主党党首の人気は高い。大手メディアでは厳しい世論を紹介しているが、ネット上の調査ではそうでもない。ジャーナリストのブログサイトでは「小沢頑張れ」の声が強いという。彼がいない民主党は「ニンニクが入っていないギョーザ」と表現する議員もいる。



大マスコミの調査は、ランダム調査とは言いつつも、初めに調査の目的を説明したり、世代間のサンプルを同数にしたり、調査時間を夜間にするなどと、何らかのバイアスが含まれている。これに対してウエブ調査では、サンプル数も多いし、世代とか時間に対しては全くのランダムになっている。




 これまでの選挙結果に対しても、ウエブでの調査結果はほぼ100%、実際の結果を表して来ている。宮崎県知事の選挙では大マスコミでは、東国原知事の劣勢を伝えていたが、ウエブでは圧倒的に優勢であった。また、米国大統領選挙でも、ウエブで草の根選挙をしたオバマ氏がクリントン氏に勝ったことでも証明されている。大新聞やテレビでの調査結果は実態を表していないことが明らかになってきている。




 現在の公職選挙法ではウエブの利用は限られているが、世界の潮流に合わせて選挙戦でのウエブの利用を解禁すべきである。これにより、これまでのような民意を反映しない選挙結果はなくなっていくものと思う。


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