便利になった論文検索

研究論文の検索システム

国立情報学研究所(NII)の論文データベース「CiNii」(サイニイ)のフロントページが変わり、利用しやすくなった。ヤフーやグーグルの検索方法と同じである。専門分野と研究者名を入力して検索するだけで、関連する論文を示してくれる。これによりアクセス件数は月に200万から1000万と5倍になったという。

*NII:National institute of infomatics
*CiNii:Citation Information by NII2005年に開始したサイトであり、国内約1250 万件の学術情報(学術論文のタイトルや掲載誌、概要など)を検索でき、そのうち約300万件は論文本文をPDFで閲覧できる。検索窓の下の「詳細検索」をクリックすると論文名や著者名、参考文献、出版社などを指定して検索できる。


結果は出版年順や論文名のあいうえお順、被引用件数順などで表示される。右側欄には検索語に関係する著者名を一覧表示してあり、特定の研究者をクリックすると、その著者名で検索した結果を表示してくれる。必ずしもレフリー付きの正式な論文でなくても収録されているから、どこかの雑誌に記事を書いた人は自分の名前だけを入力して、「論文検索」をクリックしてみよう。
http://ci.nii.ac.jp/
http://iiaoki.jugem.jp/