2012年問題とは

2012年問題
  終末論の映画「2012」が公開されている。映画は兎も角、現実問題として2012年になると、日本には社会的な影響が大きいことがある。2007年には団塊世代が定年を迎えて退職者が増えることから、2007年問題として注目されていた。実際には60歳の定年を迎えてもしばらくは企業の再雇用や別の会社への再就職で働き続ける人が多く、それほどは大きな問題とならなかった。

  定年から5年たち、団塊世代が65歳になれば仕事から完全に引退する人が増えるのが2012年である。労働力人口の減少数は07年の35万人から次第に大きくなり、2012年には50万人のピークを迎えるという。企業は労働生産性をあげなければならないが、人手不足による経済成長の鈍化を防ぐには高齢者や女性、あるいは外国人を働き手として活用しなければならない。

映画はあくまでも娯楽映画として、最新の撮影技術を堪能すればよいが、労働力の問題解決は簡単ではない。少子化高齢化社会が急速に進み、このまま衰退の道をたどるのか、それとも民主党政権は起死回生の妙手を打つことができるのか、勝負のしどころである。失敗すると2013年に控えている総選挙で敗北するであろう。


2012年問題
・地球の最後解説
http://2012.yahoo.co.jp/disproof/index.html

・世界の終末映画のいろいろ
http://special.fortune.yahoo.co.jp/special/2012_movie/index.html

・マヤ占星術で占うあなたの人生
http://special.fortune.yahoo.co.jp/special/2012_movie/index.html
・終末診断
http://2012.yahoo.co.jp/diagnosis/index.html
http://iiaoki.jugem.jp/