米議会の公聴会
公聴会での予想質問
公聴会は23日下院エネルギー商業委員会、24日に下院監視・政治改革委員会、3月2日に上院商業科学運輸委員会と続けて開かれるが、社長が招致されているのは24日の委員会である。日本とは違って、かなり辛辣な質問が予想される。また、日本語での問答は国会答弁でも見られるように、質問に対してはぐらかし、内容を変えて答弁しても余り追求はされないが、英語では許されない。
1.トヨタは現在、何カ国で車の生産をしているか。
2.米国内にはいくつ工場があるか。
3.米国人の雇用はどのくらいか。
4.あなたの名前は社名と同じであるが、何らかの関係があるのか。
5.社長になるまでの経歴とどのような仕事をしてきたか。
6.祖先の創立した企業の長になったことで、あなたはどのように感じているか。
7.トヨタの哲学は何か。
8.米国への進出はどのような意図をもってなされたか。
9.GMやクライスラーの破綻とトヨタの米国進出は関係があるか。
10. 日本的な品質管理の特徴とは何か。
11. ISOの品質管理との違いは何か。
12. 当初、公聴会へは出席しないと表明していたが、どうして気が変わったのか。
13. これまでにもリコールをしてきたが、主なリコールを説明しなさい。
14. フロアーマットにつき、2007年に発覚しているが、これに対しての対応にもたついた原因は何か。
15. クレームが起きた時の処理の仕方はどのように行われているのか。
16. 結露などでアクセルペダルが戻りにくくなる問題について、いつ、だれが、どこでクレームと判断したのか。
17. エンジンの燃料弁を制御する電子システムについて、その構造や仕組みについて説明しなさい。
18. そのシステムのどこに欠陥があって、急加速が起きるのか。
20. グループ内での情報管理の総責任者はあなたであるが、情報がどこかに消えてなくなる大企業病の恐れを感じてはいないか。
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