第5福竜丸

もうひとつの被爆

   太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁での1954年3月1日の水爆実験は広島の7000倍の威力だったという。指定危険水域外にいた第五福竜丸が被災した。戦後からこの環礁は、1958年まで70回近い原爆と水爆の実験場として使われた。そのビキニ環礁はこんどユネスコ文化遺産に指定された。東京の夢の島に保存されている被爆した船体からは今でも放射能が検出される。


   展示館には被爆したマグロ漁船「第五福竜丸」およびその付属品や関係資料が展示されている。被爆後は練習船に改造されて東京水産大学で使われていたが、1967年に廃船となり、東京都が展示館を作って保存している。京葉線「新木場」駅下車、徒歩10分。
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