民主党の正念場

休み明けの決意

  長野県知事選挙を制して、内閣支持率40%はクビの皮一枚残して生き残っていることを意味している。支持率を上げるのは簡単なことだ。1年前に国民は何を期待したかの原点に戻るだけだ。それはマニフェストを実行することと思う。無駄を排除して生活第一の政策を実現する方向に持っていけばよい。それをするための要点も難しくはない。野党時代に、予算を初めから組みかえると何度も言っていたはずだ。

  

 
  官僚社会は予算システムをできるだけ拡大して、複雑怪奇にすることで、並の政治家には口を挟ませない仕組みから成り立っている。予算の拡大は複雑を意味して、複雑にすると腐敗しても目立たなくなる。これこそ官僚の狙いなのだ。


  自民党時代の予算編成システムをすべて覆すために、一般会計はもとより特別会計も、事業仕分けに任せるのではなく、抜本的に見直すことだ。方法としては独立行政法人への補助金をすべてゼロにして、そこからスタートするゼロベースが基本である。それに立って、マニフェストで謳っている政策を実現するために予算を配分していく。増税が前提の話では官僚のペースにはまるだけだ。900兆円の財政赤字が1割増えてもたいしたことではない。財源などは何とかなるものだ。
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