留学生

米国への留学生

  超大国米国は必死になって各国から優秀な理系留学生を好待遇で受け入れるためのシステムを用意している。中でもアジアからの学生への期待が大きく、今や全体の留学生に対して、その半数はアジアからとなっている。学生数はインド、中国、韓国、日本、台湾である。昨年のデータによると、インドは12万人、中国は10万人、韓国は8万人、日本と台湾はそれぞれ3万人となっている。1995年のデータでは日本がトップで5万人だったことを思えば、躍進するインド、中国、韓国が積極的に人材を米国へ送り出していることが分かる。

  

  日本からの留学生の減少は必ずしも、学生が内向き思考となっているからということではなく、国内研究機関の充実、失われた10年での経済力の後退などのよるところが大きい。資源の乏しい日本としては、やはり若者の頭脳に期待するところが大きいから、科学技術の基礎的な領域を充実させ、もっと柔軟に海外からの頭脳を受け入れる体制を構築していかなければならない。

  

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/6150.html アジアの留学生
http://iiaoki.jugem.jp/

http://twitter.com/goroh