アメリカの力は落ちたか

米国の力
  APECも終わるが、米国の力が落ちているというのが大方の評論家の意見だが、そうではなくて、新興国が力を付けてきただけだ。未だに世界の軍事予算の半分以上を持つ国だ。また科学技術予算は世界の30%を占めている。嘘だと思ったら、米国の主要大学と国立研究所を見てきたらよくわかる。


日中、日露首脳会談
  メモを見ながら、左右を見たり落ち着かない様子だったが、何とか露西亜と中国のトップとの会談を終えた。この人はやはり気が小さい。相手を見ながら、もっと堂々と応対してもらいたかった。これでは腹の中を見透かされてしまっている。尖閣はともかく、北方はもう見込みないが、主張は何回もすべきだ。

ドラッカーの神髄
   経営者にはドラッカーのフアンが多い。でも、殆どの人は「ドラッカー読みのドラッカー知らず」と言える。何故ならば、ドラッカーの神髄は彼の書物には書かれてはいないからだ。それは「いつまでも俺の本を頼りにするな」ということだ。要は独自の経営哲学を作れということ。

平和賞授賞式への参列
  12月10日のノーベル平和賞授賞式に、欧州の主要国の代表は参加することを正式に表明している。中国から外務省へ出ないような要請が来ている見たいだが、これこそ外務大臣お得いの粛々と、在ノルウェー日本大使を出席させることが、適切な対応だと思う。

技術者の流出
   技術者の流出はバブル崩壊で始まった、1970年代から80年代にかけての高度成長期を支えた技術者の行き場がなくなったからだ。ソニーのように社長が自ら技術からエンタメ重視みたいな馬鹿な経営をした例もある。さらに、60歳の定年後に働く場所を求めて自ら流出した例は多い。

就職超氷河期
   管首相が雇用、雇用、雇用と連呼していたが、何もしないから、大学生の就職内定率が史上最低となってしまった。2008年のリーマンショック直後よりも15%も下がった。文系よりも理系の落ち込みが大きく、これでは技術大国の先が思いやられる。


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